心拡大の場合、日常生活で気をつけることはありますか？

減塩と禁煙、適度な運動、毎日の体重チェックなどが大切です。心臓の負担を少しでも軽くし、病気の進行を遅らせるために、日常生活で以下のことに気をつけましょう。

• 禁煙と節酒: タバコは心臓に大きなダメージを与えるため、絶対にやめましょう。アルコールも心臓に負担をかけるため控えましょう。
• 食事の管理: 塩分を多く摂りすぎると体に水分が溜まり、心臓の負担が増えます。
• 運動: 心臓が悪いからといって、まったく動かないと体力が落ちてしまいます。激しい運動や競技スポーツは禁止ですが、医師や理学療法士に確認した適度な運動を心がけましょう。
• 体調チェック: 心不全の悪化は、体に水分が溜まることで起こります。毎日体重を測り、1週間で2～3kg以上急に体重が増えた場合は、体に水が溜まり始めているサインかもしれないため、すぐに医師に相談してください。息切れやむくみの症状にも注意しましょう。
• 感染予防: 風邪やインフルエンザなどの感染症は、心不全を悪化させることがあるため、手洗いやうがい、マスク着用、ワクチン接種などで予防します。