軽度認知障害(MCI)は血液検査でわかりますか?
現時点で血液検査だけで確定診断することはできません。
軽度認知障害(MCI)は、現時点で血液検査だけで確定診断することはできません。MCIの診断のためには認知機能の評価や問診も必要です。しかし、ほかの疾患を除外するために血液検査は大切です。血液検査では、隠れた疾患がないかどうか調べるために甲状腺ホルモン、電解質、ビタミンB12などの項目を測定します。
加えて、必要に応じて脳の画像検査も行われることがあります。最近では、MCIのバイオマーカー(目印)とされる物質(リン酸化タウ(pT217)およびpT217/Aβ42)や栄養状態に関わる項目を測定して、アルツハイマー型MCIのリスクを判定する血液検査も登場しています。しかし、現時点では無症候の人のスクリーニング検査として推奨されていません。スクリーニング検査としてはあくまでも補助的な位置づけです。
軽度認知障害について、特に知りたいことは何ですか?
利用規約とプライバシーポリシーに同意のうえ、もっとも当てはまる項目を選択してください。
(参考文献)
.“あたまとからだを元気にする”.MCIハンドブック.https://www.mhlw.go.jp/content/001272358.pdf,(参照 2025-12-18).
日本神経学会.“ガイドライン”..https://neurology-jp.org/guidelinem/index.html,(参照 2025-12-18).
.“認知症診療ガイドライン2017200第2章”..https://www.neurology-jp.org/guidelinem/degl/degl_2017_02.pdf,(参照 2025-12-18).
池内 健ほか.“認知症に関する脳脊髄液・血液バイオマーカーの適正使用ガイドライン”..https://dementia-japan.org/wp-content/uploads/2025/04/guideline_20250331.pdf,(参照 2025-12-18).
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
軽度認知障害
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
一問一答なので 読むのが簡単
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
公開日:
最終更新日:
株式会社BearMedi 臨床検査技師
佐々木 祐子 監修
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ医療AIパートナー ユビー
24時間いつでも健康の悩みを気軽にチャットで相談できるあなただけの医療AIパートナー。なんとなく不調な時や人に相談しづらい悩みがあるときも、どんな相談もOKです