肥厚性瘢痕の見た目がわかる画像やイラストはありますか?
解説欄の画像をご参照ください。
肥厚性瘢痕は、けがや手術などによってできた傷が治る過程で生じる傷跡ですが、見た目の特徴だけでなく、さまざまな症状を伴うことがあります。主な症状は以下の通りです。
- 赤み: 傷跡が周囲の健康な皮膚と比べて、はっきりと赤みを帯びています。これは、傷跡の内部で炎症が続いていたり、新しい血管が活発に作られたりしているためと考えられます。
- 盛り上がり: 傷跡が厚くなり、周囲の皮膚よりも盛り上がって、触れると硬く感じられることがあります。
- かゆみ: 傷跡が常にむず痒く感じることがあります。特に夜間など、温まるとかゆみが強くなることもあります。
- 痛み: 傷跡を触ると痛んだり、衣服が擦れたりするだけでズキズキとした痛みを伴ったりすることがあります。時には、何もしなくても鈍い痛みを感じることもあります。
これらの見た目の変化や症状は、傷の治癒過程で生じると考えられています。症状の程度は人それぞれ異なり、日常生活に影響を及ぼすこともあります。
例え、見た目の変化がわずかに感じられても、赤みが続く、盛り上がってきた、かゆみや痛みがあるなど、気になる症状があれば、自己判断せずに、形成外科などの専門の医療機関を受診することをおすすめします。早期に適切な治療やケアを受けることで、症状の改善や傷跡の状態の安定につながる可能性があります。

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日本医科大学付属病院形成外科 形成外科
初岡 佑一 監修
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