腸腰筋膿瘍の場合、主にどのような治療をしますか?
主な治療は抗菌薬の点滴です。病気が重症な場合や、原因によっては手術が必要になる場合もあります。
この病気の主な治療は、抗菌薬の点滴治療です。
使用する抗菌薬の種類は、この病気の原因によって変わります。原因によって異なりますが、一般的に点滴による治療期間は2~4週ほどの長い期間を要します。
抗菌薬の点滴による治療効果が不十分な場合や、不十分になると予想される場合には、ドレナージ手術などの外科的治療の必要性が生じます。
ドレナージ手術とは、腸腰筋内にたまっている膿を体の外に出す手術を指し、いくつかの方法があります。
画像検査で膿の大きさがある程度以上大きい場合や、腸腰筋の周りに重度の虫垂炎(盲腸)や椎間板炎があって、それらが原因と考えられる場合には、手術によって原因を取り除くこともあります。
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
腸腰筋膿瘍
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ