腸腰筋膿瘍の場合、日常生活で気をつけることはありますか?
適切な運動管理やリハビリが重要な点に気をつける必要があります
この病気の治療のためには抗菌薬の点滴加療に加えて、適切な運動管理やリハビリが重要な点に気をつける必要があります。
この病気の治療の基本は、抗菌薬の使用です。
一般的に治療期間が長くなる病気であり、十分な抗菌薬の効果を得るためにも、入院して点滴加療を行う必要があります。
入院中は移動や運動について、少し制限が必要になります。
これは、腸腰筋が股関節を曲げて足を持ち上げるための筋肉であるため、休ませて回復を促すためにも一定の安静が必要になるからです。
いつも通り階段を昇り降りしたり、長時間歩いたりすることは避けたほうがよい場合が多いです。
一方で、安静にしすぎることで全身の筋力や体力が低下するというデメリットもあります。
また、腸腰筋が細菌で傷つくと、正常な動きがしづらくなる場合があります。
適切にリハビリを行うことで、これを予防したり、機能回復を促したりすることにもつながります。
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
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