肺炎球菌ワクチン（薬：ニューモバックスⓇ️、プレベナーⓇ️、バクニュバンスⓇ）の副反応はどんなものがありますか？

ワクチンの種類により報告されている副反応が異なります。
以下にワクチンの種類ごとの副反応のうち、重大なものや起こりやすいものを頻度とともに示します。なお、「頻度不明」の副反応が起こることは非常にまれと考えて問題ありません。
注射部位の反応や発熱は数日以内に改善することが多いですが、症状が辛い場合や長引く場合は、接種した医療機関に連絡しましょう。

ニューモバックスⓇ️

• 注射部位の痛みや腫れ、赤み（5%以上）
• 倦怠感、疲労、発熱（1〜5%未満）
• アナフィラキシー（頻度不明）
• 血小板減少（頻度不明）
• 急性神経根障害（頻度不明）
• 蜂巣炎・蜂巣炎様反応、注射部壊死（頻度不明）

プレベナーⓇ️（13価）

• 注射部位の痛みや腫れ、赤み（17～84%）
• 疲労（高齢者で10%以上）
• 発熱（小児は10%以上、高齢者は1〜10%未満）
• ショック、アナフィラキシー（頻度不明）
• けいれん（頻度不明）
• 血小板減少性紫斑病（頻度不明）

プレベナーⓇ️（20価）

• 注射部位の痛みや腫れ、赤み（50%程度）
• 発熱（10%以上）
• ショック、アナフィラキシー（頻度不明）
• けいれん（頻度不明）
• 血小板減少性紫斑病（頻度不明）

バクニュバンスⓇ

• 注射部位の痛みや腫れ、赤み（50%程度）
• 疲労（2歳以上で10%以上）
• 発熱（2歳未満は10%以上、2歳以上は1〜10%未満）
• ショック、アナフィラキシー（頻度不明）
• けいれん（頻度不明）