ステージ4の非小細胞肺癌でALK阻害薬の治療中に出た倦怠感は、どのくらいで改善しますか？
個人差が大きく、一概には言えません。
ステージ4の非小細胞肺癌でALK阻害薬による治療中に出る倦怠感が改善するまでの期間は、個人差が非常に大きいため一概には言えません。一般的には、治療開始から数週間〜数カ月で体が薬に慣れ、倦怠感が徐々に軽快することが多いです。しかし、治療を受けている間、症状が長く続く方もいます。
倦怠感は、薬の副作用だけでなく、がん自体による症状や貧血や精神的なストレスなどが原因となることも考えられます。我慢せずに主治医や看護師、薬剤師に相談することが最も大切です。症状の程度に応じて、休息の取り方や食事、運動などの生活習慣の工夫で改善することもあります。
また、医師の判断で薬の量を調整したり、休薬したりすることで症状が和らぐ場合もあります。ご自身の体調を伝え、適切な対策を一緒に見つけていきましょう。
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京都大学医学部附属病院 呼吸器内科
山形 昂 監修
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