喫煙は原発性骨粗鬆症に影響しますか?
はい、喫煙は原発性骨粗鬆症に影響します。喫煙すると骨密度が低下し骨折しやすくなります。
喫煙は、原発性骨粗鬆症のリスク因子です。喫煙は骨に有害で、骨密度の低下や骨折リスクの増加に影響します。
- ①喫煙は骨形成(骨を作る)と骨吸収(骨を分解する)のバランスを崩し、骨量減少を引き起こします。
- ②喫煙は性ホルモン(エストロゲンやテストステロン)の分泌や代謝に影響を与え、骨密度を低下させます。
- ③喫煙は腸管からのカルシウム吸収を妨げ、骨の石灰化を阻害します。
- ④喫煙により、体内の酸化ストレスが増加し、骨細胞が傷つきます。
- ⑤喫煙に含まれる有害物質が、骨芽細胞(骨の元になる細胞)や破骨細胞(骨を新しく作り直すために溶かす細胞)の機能障害を起こします。
原発性骨粗鬆症を予防するためには、禁煙が強く推奨されます。
医療法人社団メレガリ うるうクリニック関内馬車道 糖尿病・内分泌科
濵﨑 秀崇 監修
(参考文献)
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