再生不良性貧血は骨髄移植で治療できますか?
stage2b以上で40歳未満の方は、HLA一致同胞ドナーがいる場合、造血幹細胞移植が第一選択です。
再生不良性貧血は、症状の重さによって5段階に分けられます。軽症のstage1から最重症のstage5まであり、それぞれの段階に合わせて治療方法が決められます。
中等症以上(stage2b~5)の患者さんには、骨髄移植という治療が検討されます。特に40歳未満で、家族の中に血液型が完全に一致する人(ドナー)がいる場合は、骨髄移植が第一選択の治療方法とされています。
参考までに、日本で行われた研究の報告をご紹介します。
17歳未満の若い患者さんの場合、骨髄移植と免疫抑制剤(体の免疫を抑える薬)による治療を比べた研究では、生存率に大きな違いはみられず、骨髄移植を受けた患者さんのほうが長く治療効果が続くことがわかりました。
特に20歳くらいまでの若い患者さんでは、移植後の問題が少ないため、骨髄移植がすすめられています。
一方、40歳以上の患者さんの場合は少し事情が変わります。この年齢では骨髄移植の成功率が約70%と低くなるため、主に免疫抑制剤を使う治療が行われます。
具体的には、抗胸腺細胞グロブリン、シクロスポリン、エルトロンボパグという3種類の薬を組み合わせて使います。
東京慈恵会医科大学 総合医科学研究センター 悪性腫瘍治療研究部 腫瘍 血液内科
村橋 睦了 監修
(参考文献)
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