再生不良性貧血は遺伝しますか?
再生不良性貧血は一部が遺伝性ですが、大部分は後天的に発症します。
再生不良性貧血は、骨髄にある造血幹細胞と呼ばれる細胞が長い間減り続けて起こる病気です。造血幹細胞は、血液中の白血球、赤血球、血小板の起源となる細胞です。
そのため、この病気は、白血球、赤血球、血小板といった血液の中のすべての細胞が減ってしまう「汎血球減少」を特徴としています。
原因は大きく分けて先天性(生まれつきのもの)と、あとから起こるもの(後天性)に分かれています。
先天性の主な原因として、常染色体劣性の遺伝性疾患であるFanconi貧血があります。
後天性の再生不良性貧血には原因不明の特発性(一次性)と、さまざまな薬剤や放射線被爆・ベンゼンなどの化学物質による二次性があり、わが国では大部分が特発性とされています。
以上から、ごく一部の再生不良性貧血は遺伝しますが、大部分は後天的に罹患する病気と言えます。
東京慈恵会医科大学 総合医科学研究センター 悪性腫瘍治療研究部 腫瘍 血液内科
村橋 睦了 監修
(参考文献)
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