再生不良性貧血の場合、発熱が起こるのはなぜですか?
白血球減少により感染防御が低下し、感染症による発熱が起こるためです。
再生不良性貧血は、骨髄にある造血幹細胞と呼ばれる細胞が長い間減り続けて起こる病気です。造血幹細胞は、血液中の白血球、赤血球、血小板の起源となる細胞です。
そのため、この病気になると、白血球、赤血球、血小板といった血液の中のすべての細胞が減ってしまい、これを「汎血球減少」と呼びます。
白血球が減ると、体を守る力が弱くなり、細菌やウイルスに感染しやすくなります。赤血球が減ると貧血になり、血小板が減ると出血が止まりにくくなってしまいます。
症状が重い場合は、白血球(特に好中球)が減りすぎて、感染症にかかりやすくなるため、熱が出ることがあります。
重症になるリスクが高まるのは、好中球の数が血液1μlあたり500個以下の状態です。
特に38℃以上の発熱で寒気や震えがある場合は、速やかにかかりつけ医を受診しましょう。
東京慈恵会医科大学 総合医科学研究センター 悪性腫瘍治療研究部 腫瘍 血液内科
村橋 睦了 監修
(参考文献)
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