再生不良性貧血で白血球が少ないとどんな症状が出ますか?
白血球減少により感染症が起こりやすく、発熱、口内炎、倦怠感が生じます。
再生不良性貧血は、骨髄にある造血幹細胞と呼ばれる細胞が長い間減り続けて起こる病気です。造血幹細胞は、血液中の白血球、赤血球、血小板の起源となる細胞です。
そのため、この病気になると、白血球、赤血球、血小板といった血液の中のすべての細胞が減ってしまい、これを「汎血球減少」と呼びます。
白血球が減ると、体を守る力が弱くなり、細菌やウイルスに感染しやすくなります。赤血球が減ると貧血になり、血小板が減ると出血が止まりにくくなってしまいます。
以上のような理由から、重症例では、白血球数(好中球数)減少に伴う感染症によって発熱がみられます。
また、粘膜の防御力が低下して、口腔内の感染が起こりやすくなって生じるのは口内炎や喉の痛みなどです。
さらに、持続的な感染症や免疫反応によって体力が消耗するため、疲れやすさや倦怠感を訴える場合も多くあります。
東京慈恵会医科大学 総合医科学研究センター 悪性腫瘍治療研究部 腫瘍 血液内科
村橋 睦了 監修
(参考文献)
R.A. Brodsky, et al. Lancet. 2005, 365(9471), 1647-1656.
再生不良性貧血の診断基準と診療の参照ガイド改訂版作成のためのワーキンググループ.“再生不良性貧血診療の参照ガイド 令和 4 年度改訂版”.特発性造血障害に関する調査研究班.http://zoketsushogaihan.umin.jp/file/2022/AA_final20230801.pdf,(参照 2025-03-24).
中尾眞二.再生不良性貧血 | 症状、診断・治療方針まで.今日の臨床サポート,https://clinicalsup.jp/jpoc/contentpage.aspx?diseaseid=337(参照 2025-03-24
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