骨軟化症の原因は何がありますか?
骨軟化症の原因には、ビタミンD・カルシウム・リンの不足、腎機能障害、ホルモンの異常、薬の影響などがあります。
骨軟化症の原因には、ビタミンD・カルシウム・リンの不足、腎機能障害、ホルモンの異常、薬剤によるものがあります。原因は多様ですが、大きく「カルシウム欠乏型」と「リン欠乏型」に分けられます。カルシウム欠乏型は、主にビタミンD不足やカルシウムの吸収障害による骨軟化症です。
ビタミンD(腸からカルシウムを吸収するのに必要なビタミン)の不足は、日光不足や加齢、肝臓や腎臓の病気、肥満、胃腸の手術、抗けいれん薬(抗痙攣薬)の長期使用などでも起こります。一方、リン欠乏型は、体からリンが過剰に失われるものです。遺伝性のものとして、X連鎖低リン血症性骨軟化症(PHEX遺伝子異常)などがあり、腎臓でリンを再吸収できず尿中に出てしまいます。
FGF23(リン排泄を促すホルモン)を過剰に作る腫瘍によるものや薬剤(イホスファミド、アデホビルなど)による腎尿細管障害も原因となります。まれに、アルミニウム製剤やビスホスホネート(骨粗しょう症の薬)による骨の石灰化障害も報告されています。
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医療法人社団メレガリ うるうクリニック関内馬車道 糖尿病・内分泌科
濵﨑 秀崇 監修
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