熱性けいれんで薬が効かない場合、どうしたらよいですか?
けいれんを止めるための追加治療や呼吸のサポート、診断の見直しが行われます。
医療機関にて初期治療薬としてロラゼパム、ジアゼパム、ミダゾラムなどを投与してもけいれんが治まらない場合には、さらに追加の抗けいれん薬(ミダゾラム、フェノバルビタール、ホスフェニトイン等)による治療が図られます。
発作が長時間続き、意識が戻らない、呼吸状態が悪化する、あるいは抗けいれん薬の影響で呼吸が抑制される場合には、気管挿管が必要になる場合があります。
また、薬が効かない場合、熱性けいれんではなく他の病気(てんかん、髄膜炎、脳炎など)の可能性も考慮されます。
血液検査、髄液検査、画像検査(CT、MRI)等を通じて原因を特定します。
宮城県立こども病院 小児科
谷河 翠 監修
(参考文献)
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