熱性けいれんには初期症状はありますか？

熱性けいれんは、主に6ヶ月～6歳の子どもに発熱で起こる一時的なけいれん発作で、多くは予後良好です。

熱性けいれんの原因は、ウイルス感染による発熱や体温の急上昇、遺伝的要因などが挙げられます。

熱性けいれんは、発熱中に全身や手足のけいれんや意識消失を伴い、多くは5分以内で収まります。

数分以内に自然に治まる場合に特別な治療は必要ありません。長時間の発作時は抗けいれん薬を使用します。

小児科を受診しましょう。発作が続く場合には救急車を呼んでください。

熱性けいれんでは発作が5分以上続く場合や初回発作、意識が戻らない場合などは速やかに受診してください。

解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。

熱性けいれんはジアゼパムやミダゾラムで治療し、副作用に眠気や呼吸抑制があります。

けいれんを止めるための追加治療や呼吸のサポート、診断の見直しが行われます。