偽膜性腸炎とCD腸炎の違いを教えてください。
偽膜性腸炎は「見た目」、CD腸炎は「原因」からついた病名です。ほぼ同じ病気と考えて問題はありません。
偽膜性腸炎とCD腸炎は、ほぼ同じ病気と考えて大きな問題はありません。
非常に細かい話をすると、以下の違いがあります。
- 偽膜性腸炎は「大腸に偽膜(白く円形の膜)のある腸炎」であり、大腸内視鏡検査の「見た目」からついた病名。
- CD腸炎は「Clostridioides difficile(クロストリジオイデス・ディフィシル)が原因の腸炎」であり、腸炎の「原因」からついた病名。偽膜のないCD腸炎もある。
ただし、偽膜性腸炎の原因のほとんどは、Clostridioides difficileのため、「偽膜性腸炎=CD腸炎」と考えて、大きな問題はありません。
医療法人社団明世会成城内科 消化器科
重松 秀 監修
(参考文献)
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