マクログロブリン血症では余命はどのくらいですか?
進行はゆっくりで診断後から5〜10年ほどと言われています。年齢や血液の数値により見通しに幅があります。
マクログロブリン血症は、ゆっくりと進行する血液の病気です。全体の約50%の患者さんが、診断されてから5年以上生存することが報告されています。
この病気で亡くなる主な原因には、以下のようなものがあります。
- 病気の進行
- 重いタイプのリンパ腫(別の血液のがん)への進行
- 感染症、またはがん治療に関連する合併症
余命については、患者さんの状態により一概には言えませんが、診断後から5〜10年と言われています。年齢や血液検査値から、詳しく余命を予測することも可能です。
公開日:
最終更新日:
名古屋大学病院 小児がん治療センター 血液内科
秋田 直洋 監修
(参考文献)
Leblond V, et al.. Treatment recommendations from the Eighth International Workshop on Waldenström's Macroglobulinemia. Blood. 2016, 128, p.1321-8.
Kapoor P, et al. Diagnosis and Management of Waldenström Macroglobulinemia: Mayo Stratification of Macroglobulinemia and Risk-Adapted Therapy (mSMART) Guidelines 2016. JAMA Oncol. 2017, 3, 1257-1265.
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