マクログロブリン血症ではどのような症状がありますか?
疲労感、体重減少、視力障害、出血しやすい、手足のしびれなどが見られます。他、リンパ節や脾臓の腫れなどさまざまです。
マクログロブリン血症は、がん化した形質細胞の増加と、過剰に産生された免疫グロブリンが原因となって、さまざまな症状を引き起こします。
骨髄で異常なリンパ球が増加し、血液細胞を正常に作る機能を失います。
疲労感や体重減少、視力障害、頭痛といった症状を訴えることが多く、皮下の出血や鼻血が出やすい、手足のしびれや冷感などの、神経障害による症状を感じることもあります。
異常リンパ球の蓄積によるリンパ節の腫れや、脾臓の腫れが見られることもあります。血液の粘度が上昇すると、心臓への負担が大きくなったり、脳に必要な血流の減少が起こります。
また、免疫グロブリンによる異常な免疫反応によって、症状が現れる場合もあります。
公開日:
最終更新日:
名古屋大学病院 小児がん治療センター 血液内科
秋田 直洋 監修
(参考文献)
Leblond V, et al.. Treatment recommendations from the Eighth International Workshop on Waldenström's Macroglobulinemia. Blood. 2016, 128, p.1321-8.
Kapoor P, et al. Diagnosis and Management of Waldenström Macroglobulinemia: Mayo Stratification of Macroglobulinemia and Risk-Adapted Therapy (mSMART) Guidelines 2016. JAMA Oncol. 2017, 3, 1257-1265.
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
マクログロブリン血症
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
一問一答なので 読むのが簡単
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラサービスの目的と位置付け
ユビー病気のQ&Aは、情報提供を目的としたサービスのため、医師・医療従事者等による情報提供は診療行為ではありません。
診療を必要とする場合は、医師・医療機関にご相談ください。
当サービスは、信頼性および正確な情報発信に努めますが、内容を完全に保証するものではありません。
情報に誤りがある場合は、こちらからご連絡をお願いいたします。