HER2陽性の肺がんと乳がんの違いはなんですか?
HER2陽性の定義が異なり、肺がんではHER2遺伝子変異が治療の標的ですが、乳がんではタンパク質の過剰発現が主な標的です。
HER2陽性という言葉は、肺がんと乳がんでは意味合いが少し異なります。乳がんでは、がん細胞の表面にHER2タンパク質が過剰に発現しているか(免疫組織化学染色という検査で確認)、またはHER2遺伝子の数が増えているか(ISH検査で確認)によってHER2陽性と定義され、これらの異常をターゲットにした治療法が広く行われています。
一方、肺がん、特に非小細胞肺がんにおいては、治療の対象となるHER2の異常は主に「HER2遺伝子変異」のみとされています。つまり、肺がんではHER2遺伝子そのものに変化が起きていることが重要視されます。肺がんでもHER2タンパクの過剰発現や遺伝子増幅は低頻度で見られますが、治療標的としては、現在のところ遺伝子変異に限定されています。


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京都大学医学部附属病院 呼吸器内科
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(参考文献)
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