過敏性腸症候群でたばこを吸うとよくないのですか?
過敏性腸症候群に対するタバコの影響を示す明確な証拠はありません。
過敏性腸症候群に対するタバコの影響を示す明確な証拠はありません。
過敏性腸症候群は、遺伝子要因や、ストレスなどの心理的要因が原因となって、慢性的な便通異常や腹痛などの消化器症状を引き起こす病気です。
現段階では、禁煙によって過敏性腸症候群が治ったり、症状が改善したりするという明確な証拠はありません。
しかし、感染性腸炎後IBSと呼ばれる、急性胃腸炎に罹患したあとに発症するタイプのIBSでは、喫煙が危険因子であると言われています。
一方で、喫煙はがんをはじめとするさまざまな病気のリスクを高めます。
治療やタバコの影響について詳しく知りたい方は、かかりつけ医に相談しましょう。
また、受診や薬の待ち時間の負担が少なく、気軽に医師に相談できるオンライン診療サービスを利用するのもよいでしょう。
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
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