シェーグレン症候群の症状に関節の痛みやだるさはありますか?
シェーグレン症候群の症状として関節痛やだるさはよくみられます。
シェーグレン症候群の症状として、関節の痛み(関節痛)やだるさ(疲労感)はみられます。関節痛は、全体の約半数以上の患者さんに認められ、移動性であることが多く、炎症性関節炎として現れる場合もあります。
また、だるさ(慢性的な疲労感)は非常に頻度が高く、患者さんの70%以上が訴える主要な症状のひとつです。これらの症状は、口や目の乾燥と並んで日常生活の質に大きな影響を及ぼします。発熱は主な症状ではありませんが、全身の炎症が強い場合や合併症があるとみられることがあります。
関節痛は、関節リウマチのような強い腫れや変形を伴うことは少ないですが、手指や膝など複数の関節に痛みが出ることがあります。だるさは、身体的な疲労だけでなく、集中力の低下や精神的な疲れも含まれ、仕事や家事、社会活動への参加が困難になることもあります。
このように、シェーグレン症候群では関節痛やだるさがよくみられる症状であり、乾燥症状とともに患者さんの生活に大きな影響を与えます。
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(参考文献)
Simon J Bowman. Patient-reported outcomes including fatigue in primary Sjögren's syndrome. Rheum Dis Clin North Am. 2008, 34, 949-62.
Elisabeth Mæland et al. Understanding Fatigue in Sjögren's Syndrome: Outcome Measures, Biomarkers and Possible Interventions. Front Immunol. 2021, 12, 703079.
Roald Omdal et al. Pain and fatigue in primary Sjögren's syndrome. Rheumatology (Oxford). 2021, 60, 3099-3106.
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虎の門病院分院 腎臓内科
大庭 悠貴 監修
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