カルニチン欠乏症が疑われる場合、何科を受診したらよいですか?
小児は小児科、成人は内科を受診し、結果に応じて代謝専門外来へ紹介されます。
カルニチン欠乏症が疑われる場合は、まず小児では小児科、成人では内科(かかりつけ医)を受診し、初期評価として血液検査で血中カルニチン量やアシルカルニチン(脂肪酸と結合したカルニチン)を調べます。
カルニチン欠乏症は代謝異常(体が栄養からエネルギーを作る仕組みのトラブル)の一種で、結果に応じて、先天性代謝異常(生まれつきの代謝の病気)を扱う代謝・遺伝外来(代謝〈栄養を使う仕組み〉の専門)へ紹介されます。
乳幼児では新生児マススクリーニング(生後早期の一斉検査)で見つかることもあり、小児代謝外来が継続管理を担います。また、心筋症(心臓の筋肉の病気)や息切れがあれば循環器科、筋力低下や意識障害(脳の働きの低下)があれば神経内科、肝・腎疾患(臓器の働き低下)や栄養不良が関与する場合は内分泌・消化器内科など関連科と連携します。
嘔吐やぐったり、強い低血糖(血糖が低い状態)、けいれんがある場合は救急受診が必要です。早期に専門医へつなぐことで、L-カルニチン補充療法(不足分を薬で補う治療)や原因検索を適切に進められます。
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宮城県立こども病院 小児科
谷河 翠 監修
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