脳血栓症が疑われる場合、何科を受診したらよいですか?
脳神経内科もしくは脳外科を受診しましょう。
脳血栓症の診断には脳神経内科、脳血管外科の専門家の判断が必要です。
脳卒中(脳血栓症を含め脳梗塞、脳出血の総称)の発症の合い言葉に、ACT FAST という言葉があります。
- 「突然」の顔の歪み(Face)
- 手の力が入らない(Arm)
- 呂律が回らない・言葉がでない・他人の言うことが理解できない(Speech)
ことに気がついたら、それは脳血栓症の初期症状の可能性があります。
脳血栓症は早期に治療をすることが、予後を左右するため重要です。症状がでた時刻を必ず確認して(Time)、すぐに救急車を呼びましょう(ACT FAST)。
脳血栓症の診断には、頭部MRIなどの画像検査含め、血液検査や他の検査が必要となります。
また、治療には全身管理が必要となることがあります。救急車を受け入れる、入院機能を持つ総合病院の受診が望ましいです。
東京頭痛クリニック 脳神経内科
越智 佳奈 監修
(参考文献)
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