脳血栓症では、どんな後遺症が起こりえますか?
後遺症として、運動障害、感覚障害、言語障害、認知機能障害など、さまざまな症状が残ることがあります。
脳血栓症の後遺症として、運動麻痺、感覚障害、言語障害、認知機能障害、視野障害など、さまざまな症状が残ることがあります。
後遺症の症状やその重症度は、脳血栓症で障害を受けた脳の部位や範囲によって異なります。
- 運動を司る領域(前頭葉)では体の動かしにくさ(麻痺症状)
- 言葉を司る領域(前頭葉、側頭葉)では言葉が理解できない、言葉が上手く出なくなる(言語障害)
- 記憶を司る領域(前頭葉、海馬)では物忘れ症状(認知機能障害)
- 感覚を司る領域(頭頂葉)では感覚が鈍くなる(感覚障害)
- 視覚を司る領域(後頭葉)では視野が欠ける(視覚障害)
- 運動の調整・バランスを司る(小脳)ではバランスが崩れる(バランス障害)
等の症状が出現します。
東京頭痛クリニック 脳神経内科
越智 佳奈 監修
(参考文献)
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