若い人が卵巣がんになる確率はどのくらいですか?
一般的に卵巣がんは閉経後の女性に多いですが、若い方でも起こる可能性はあります。
卵巣がんは一般的には閉経後の女性に多く、50歳~60歳の患者さんの罹病割合が一番高くなりますが、若い方でも卵巣がんになる可能性があります。
国立がん研究センターの2020年の調査では、人口10万人あたり、
- 10~14歳:1.3人
- 15~19歳:3.5人
- 20~24歳:5.6人
- 25~29歳:6.5人
- 31~34歳:9.3人
- 35~39歳:12.2人
と報告されています。
また、卵巣腫瘍には精子や卵子になる前の細胞が腫瘍となった「胚細胞腫瘍」というタイプがあり、主に10代から20代の女性に発症することがわかっています。
胚細胞腫瘍のなかには良性のものも悪性のものもあり、卵巣がんの5%程度が悪性の胚細胞腫瘍とされています。
成育医療研究センター 産婦人科 共同研究員
藤井 達也 監修
(参考文献)
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