本態性血小板血症の名医の探し方を教えてください。
日本血液学会の血液専門医や、造血器腫瘍の診療実績がある施設から探す方法が挙げられます。
本態性血小板血症は患者数が少ない血液の病気のため、診療に慣れた医師や施設を探すことが安心につながります。
血液専門医から探す方法
本態性血小板血症は骨髄増殖性腫瘍という血液のがんの一種で、診断には骨髄検査や遺伝子検査が必要になります(落合友則ほか. 日本血栓止血学会誌. 2021;32(4):370-375)。そのため、まずは血液内科を専門とする医師を探すことが基本になります。日本血液学会は「日本血液学会認定血液専門医を検索」というページを公開しており、一般の方も地域から専門医を探すことができます。あわせて、研修・教育施設を地図やキーワードで検索できるページも用意されています。いずれも学会が運営する公式の情報源です。
施設を選ぶときの目安
「名医」をひとつの基準で決めることはできませんが、次のような点が施設選びの目安になります。
- 血液内科があり、常勤の血液専門医がいる
- 骨髄検査や、JAK2・CALR・MPLといった遺伝子検査を院内または連携先で行える
- 骨髄増殖性腫瘍の診療経験がある
- 骨髄線維症や白血病への移行が疑われたときに、対応できる施設と連携している
本態性血小板血症は慢性の経過をたどる病気で、長期にわたって通院を続けることになります。通いやすさや、主治医に相談しやすいと感じられるかどうかも大切な要素です。
かかりつけ医の紹介状を活用する
健康診断などで血小板の数値の異常を指摘された場合は、まずかかりつけ医に相談し、血液内科への紹介状を書いてもらう方法があります。本態性血小板血症は診断時に無症状のことが多く、健康診断の採血異常をきっかけに血液内科へ紹介されて見つかることがしばしばあると報告されています(落合友則ほか. 日本血栓止血学会誌. 2021;32(4):370-375)。紹介状があれば、これまでの検査結果が引き継がれ、重複した検査を避けられます。
Ubieでは以下の「かんたん医師相談」から、気軽に医師に相談することも可能です。
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(参考文献)
一般社団法人 日本血液学会「日本血液学会認定血液専門医を検索」https://www.jshem.or.jp/patient/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%A1%80%E6%B6%B2%E5%AD%A6%E4%BC%9A%E8%AA%8D%E5%AE%9A%E8%A1%80%E6%B6%B2%E5%B0%82%E9%96%80%E5%8C%BB%E3%82%92%E6%A4%9C%E7%B4%A2/.(参照 2026-09-30).
一般社団法人 日本血液学会「研修施設検索」https://www.jshem.or.jp/shisetsu2/.(参照 2026-09-30).
落合友則, 森下総司, 小松則夫. 本態性血小板血症の診断. 日本血栓止血学会誌. 2021;32(4):370-375.
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京都大学大学院医学研究科 総合内科
田中 幸介 監修
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