ニラパリブトシル酸塩水和物(ゼジューラⓇ)の作用機序について教えてください。
がん細胞のDNA修復に関わる酵素の働きを邪魔することで、がん細胞の増殖を抑え、死滅へと導きます。
ニラパリブトシル酸塩水和物(ゼジューラⓇ)は、「PARP(パープ)阻害薬」というグループに属するお薬です。
私たちの体内の細胞のDNAは、常に傷ついたり修復されたりを繰り返しています。この修復作業に重要な役割を果たしているのが「PARP」という酵素です。 このお薬は、PARPの働きを邪魔して、がん細胞がDNAの傷を自分で修復できないようにします。
健康な細胞はPARP以外の方法(相同組換えなど)でもDNAを修復できますが、特定の遺伝子に変異がある(相同組換え修復欠損)がん細胞は、その予備の修復機能がうまく働きません。そのため、PARPの働きを止められると、がん細胞はDNAの傷を全く直せなくなり、死滅します。このようにして、がんの進行を抑える効果を発揮します。
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(参考文献)
武田薬品工業株式会社.“ゼジューラⓇ 添付文書 2023年2月改訂”..https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/ResultDataSetPDF/4002564291068F10281_06,(参照 2026-06-29).
武田薬品工業株式会社.“ゼジューラⓇ 患者向医薬品ガイド 2022年7月更新 ”..https://www.info.pmda.go.jp/downfiles/ph/GUI/4002564291068F10281_01G.pdf,(参照 2026-06-29).
.“ゼジューラⓇ 医薬品インタビューフォーム 2023 年2 月改訂”..https://www.info.pmda.go.jp/go/interview/1/4002564291068F10281_003_1F.pdf,(参照 2026-06-29).
.“ゼジューラⓇ 審査報告書(2020年09月25日)”..https://www.pmda.go.jp/drugs/2020/P20201008001/400256000_30200AMX00941_A100_1.pdf,(参照 2026-06-29).
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