多発性骨髄腫ではどのような検査を行いますか?
形質細胞の腫瘍性増殖やM蛋白増加の証明の他、臓器障害の診断を目的とした検査を行います。
形質細胞の腫瘍性増殖やM蛋白増加の証明に加え、臓器障害の診断を目的とした以下のような検査を行います。
- 一般血液検査
- M蛋白の同定と定量
- 蛋白分画・免疫電気泳動法(血清、尿)
- 免疫グロブリン定量(IgG、IgA、IgD、IgM、IgE)
- 血清遊離軽鎖定量およびκ/λ比
- 骨髄形質細胞の増加、形質細胞腫の証明
- 骨髄穿刺・骨髄生検
- フローサイトメトリー
- 染色体分析、FISH法
- 臓器障害の診断
- 全身骨X線検査、単純CT、MRI、FDG-PET/CT、骨代謝マーカー、心臓超音波検査
- その他
- 生検、眼底検査 など
公開日:
最終更新日:
兵庫医科大学病院 輸血・細胞治療センター 血液内科
山原 研一 監修
(参考文献)
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