肥厚性瘢痕が硬いのはなぜですか?
肥厚性瘢痕は、線維芽細胞やコラーゲン線維の過剰な増生により硬くなります。
肥厚性瘢痕が硬くなるのは、傷が治る過程で、皮膚の深い部分にある線維芽細胞という細胞が異常に増えすぎたり、それらが作り出すコラーゲン線維というタンパク質が過剰に作られ、密な状態になるためです。
例えるなら、傷を治そうと体が頑張りすぎて、本来必要な量よりもたくさんの材料(コラーゲン)を、ぎゅうぎゅうに詰め込んでしまったようなものです。この結果、瘢痕(傷跡)の組織が「緻密に」なり、硬く盛り上がったしこり(硬結)として触れるようになります。
日本医科大学付属病院形成外科 形成外科
初岡 佑一 監修
(参考文献)
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