10代や20代などの若年層でも過敏性腸症候群(IBS)になるリスクはありますか?
若年層でも過敏性腸症候群(IBS)のリスクはあり、主にストレスや食生活が影響します。
10代や20代などの若年層でも過敏性腸症候群(IBS)になるリスクは十分にあります。
IBSは、消化管に構造的な異常がないにもかかわらず、腹痛や下痢、便秘などの症状を引き起こす機能性疾患です。
若年層では、ストレスや不規則な食生活、睡眠不足などがIBSの発症に大きく関与します。特に学校や職場でのストレスが強いと、腸の運動機能に影響を与え、症状を引き起こすことがあります。
また、IBSは男女問わず発症しますが、若年層の女性にやや多い傾向があります。
公開日:
最終更新日:
横浜医療センター 消化器科
川崎 千瑛 監修
(参考文献)
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過敏性腸症候群(IBS)
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「過敏性腸症候群」とはどのような病気ですか?
ストレスや自律神経の乱れで、腸が刺激に対して過敏になり、便秘や下痢などの排便に異常が生じる病気です。腸の検査では一見異常が見つからないことがほとんどです。
過敏性腸症候群は、ストレスが原因になることはありますか?
メカニズムは解明されていませんが、ストレスが原因で下痢、便秘、お腹の張りなどの症状が起きると知られています。
過敏性腸症候群ガス型の特徴は何ですか?
ガスが腸内に溜まります。その結果、お腹が張って苦しい、おならが頻繁に出る、おならの臭いが強くなるなどの特徴があります。
過敏性腸症候群に良い食べ物と良くない食べ物はありますか?
刺激物、高脂肪食を控えましょう。また小腸で吸収されにくく大腸で発酵しやすい糖質を多く含む「高FODMAP食」を過度に摂取することを避けましょう。
過敏性腸症候群の原因や症状には何がありますか?
精神的ストレスや自律神経のバランスが乱れることで、慢性的に便秘や下痢が生じます。
過敏性腸症候群に初期症状はありますか?
下痢の場合は、お腹の痛みと激しい便意が伴います。また、便秘の場合は、お腹の張りなどを伴うことがあります。
過敏性腸症候群をセルフチェックできますか?
下痢や便秘などの排便の異常が数週間続く場合は、過敏性腸症候群の可能性があります。
過敏性腸症候群が疑われる場合、何科を受診したらよいですか? また、受診の目安はありますか?
便秘や下痢を繰り返すなど、過敏性腸症候群が疑われる場合はまず消化器内科を受診しましょう。
過敏性腸症候群の場合、主にどのような治療をしますか?
まずは食習慣と生活習慣の改善を行います。症状が改善しない場合は薬物治療やカウンセリングを行うことがあります。
過敏性腸症候群ではどのような薬を使いますか?
症状に応じて下剤や、腸の運動や機能を調節する薬、下痢止め薬などを組み合わせて使用します。
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