血栓性血小板減少性紫斑病のセルフチェックはできますか?
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)の基本的なセルフチェックの手順と注意点を説明します。
全身の症状
などがあるかどうか確認しましょう。
血小板が減少することによる症状
- あざ
- 鼻血
- 歯茎からの出血
が見られる場合は、血小板が減っている可能性があります。
赤血球が壊れることによる症状
などの場合は「溶血」という赤血球が壊れる症状で、溶血性貧血の可能性が疑われます。
脳に関連した症状
などに注意しましょう。
腎臓の機能が低下した際の症状
- 血尿
- 尿が減る
などの場合は、腎臓が悪くなっている可能性があります。
上記のような症状が新しく現れた際には、病院への受診を検討しましょう。
また、症状検索エンジン「ユビー」も、質問に答えるだけでセルフチェックができますので、ご活用ください。
公開日:
最終更新日:
名古屋大学病院 小児がん治療センター 血液内科
秋田 直洋 監修
(参考文献)
血液凝固異常症等に関する研究班.“血栓性血小板減少性紫斑病診療ガイド 2023”.血液凝固異常症等に関する研究班.https://ketsuekigyoko.org/wp-content/uploads/2023/10/TTP_GL_2023.pdf,(参照 2024-05-29).
難病医学研究財団/難病情報センター.“血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)(指定難病64)”.難病情報センター.https://www.nanbyou.or.jp/entry/87,(参照 2024-05-29).
Michael Stanley;etal.“Thrombotic Thrombocytopenic Purpura”.National Library of Medicine.https://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK430721/,(参照 2024-05-29).
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