なきいりひきつけ
泣き入りひきつけ
「泣き入りひきつけ」とは、乳幼児が強く泣いた直後に一時的に息を止め、顔色が変わり意識が遠のく発作です。正式には「憤怒けいれん」といいます。多くは数十秒で自然に回復し後遺症もありませんが、発作が1分以上続く、誘因がない、頻発する場合は小児科を受診しましょう。
宮城県立こども病院 小児科
谷河 翠 監修
症状について
病気について
泣き入りひきつけで死亡した例はありますか?
泣き入りひきつけ自体での死亡例はほぼありません。事故防止と診断の確認が重要です。
生後1ヶ月の泣き入りひきつけは大丈夫ですか?
生後1ヶ月の泣き入りひきつけは非典型的であり、必ず小児科で評価が必要です。
保育園で泣き入りひきつけが起きた時の対応を教えてください。
安全確保し落ち着いて観察します。発作が長い、回復が遅い、頭をけがをした場合は医療機関へ連絡します。
泣き入りひきつけの場合、どのように育てたらよいですか?
特別なしつけは不要です。安全確保しつつ、安心できる環境で、普段どおり育てればよいでしょう。
泣き入りひきつけは発達障害と関係がありますか?
泣き入りひきつけは発達障害とは関係なく、自律神経系の未熟さによる年齢特有の反応です。
泣き入りひきつけは性格に関係しますか?
性格との直接的な関連はなく、自律神経系の未熟さによる年齢特有の反応です。
泣き入りひきつけは大人でも起こりますか?
泣き入りひきつけは乳幼児特有の反応であり、大人には基本的に起こりません。
「泣き入りひきつけ」とはどのような病気ですか?
乳幼児が強く泣いたあとに起こる一時的な息止めとけいれんで、多くは自然に治る良性の発作です。
泣き入りひきつけの原因は何がありますか?
主因は自律神経系の未熟さと考えられています。鉄欠乏、体質も関与する、年齢特有の反応です。
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