泣き入りひきつけのセルフチェックはできますか?
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
泣き入りひきつけをセルフチェックで確実に診断することはできませんが、診断の助けになる観察ポイントがいくつかあります。
泣き入りひきつけは、強い泣きや驚きのあとに一時的に息が止まり、青ざめたり、けいれん様の動きがみられる発作です。てんかんや不整脈など似た症状を起こす病気も存在するため、家庭で「自己診断」するものではありませんが、詳細な観察は診断を大きく助けます。
以下のポイントを観察しておくと、診断に役立ちます。
- 発作のきっかけ:泣く・怒る・痛み・驚きなど、明確な誘因がある
- 発作の流れ:典型的な流れは「強く泣く → 息が止まる → 青ざめる/脱力/硬直 → 数十秒で呼吸が再開→1~2分以内に回復」
- 持続時間:通常は数秒〜30秒程度
- 発作後の様子:すぐ反応が戻る、ぐったりが続かない
- 発作の頻度:頻発する場合は鉄欠乏性貧血などの評価が必要
これらの情報が揃うと、医師は「典型的な泣き入りひきつけか、別の病気を除外すべきか」を判断しやすくなります。発作の様子をよく観察し、可能であれば動画として記録し医師と共有することで、受診時に医師が診断しやすくなります。家庭でのセルフチェックは診断を助ける情報収集にとどめ、初めての発作と、非典型的な発作(誘因なし、回復が遅い、睡眠中、1分以上続くなど)は、必ず小児科に相談してください。
また、症状検索エンジン「ユビー」で質問に沿って回答を進めるだけで、泣き入りひきつけかどうかのセルフチェックができます。ぜひご活用ください。
泣き入りひきつけについて、特に知りたいことは何ですか?
利用規約とプライバシーポリシーに同意のうえ、もっとも当てはまる項目を選択してください。
泣き入りひきつけについて、気になる症状はありますか?
もっとも当てはまる項目を選択してください。
(参考文献)
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
泣き入りひきつけ
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
一問一答なので 読むのが簡単
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
公開日:
最終更新日:
宮城県立こども病院 小児科
谷河 翠 監修
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ医療AIパートナー ユビー
24時間いつでも健康の悩みを気軽にチャットで相談できるあなただけの医療AIパートナー。なんとなく不調な時や人に相談しづらい悩みがあるときも、どんな相談もOKです