腹痛があり嘔吐をしているのは病気?腹痛があり嘔吐をしている
監修医師吉岡 藍子消化器内科
- 更新日
- 2026/10/27
- 公開日
- 2025/04/11
嘔気・嘔吐で症状チェックした人の受診データ(診断名・診療科)
受診後に報告された診断名
受診した診療科
「嘔気・嘔吐」を最も気になる症状として症状チェックを始めた人が、受診後に回答したデータ(自己申告、2021年1月〜2026年9月)です。医師による記録ではなく、世の中全体の割合でもありません。
※%は回答した人に占める割合です。診断名は複数回答のため、合計は100%になりません。
※回答が1,000人以上ある症状・病名のデータに限って掲載しています。
嘔気・嘔吐の症状でユビーを利用したユーザーの実際の受診データ(自己申告)では、受診後に報告された診断名は、胃炎、ウイルス性胃腸炎、片頭痛、感染性胃腸炎など1258種類に分かれ、一番多い胃炎でも約2割でした。
嘔気・嘔吐が気になって受診した人は、内科(45%)、消化器内科(16%)、小児科(9%)などに分かれています。
同じ症状で症状チェックを始めても、その後の状態によって、診断名や受診する診療科は分かれます
- 診断名
- 1258種類
- 診療科
- 56種類
「嘔気・嘔吐」を最も気になる症状として症状チェックを始めた人が、受診後に回答したデータ(自己申告、2021年1月〜2026年9月)です。医師による記録ではなく、世の中全体の割合でもありません。
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概要
腹痛と嘔吐が同時にある場合、胃腸の感染症や食あたり、胃腸の炎症などが原因として考えられます。腸閉塞や虫垂炎など緊急性の高い状態の可能性もあるとされています。痛みが強い場合や嘔吐が止まらない場合は、早めに医療機関への受診をご検討ください。
吐き気の原因
吐き気の原因には何がありますか?
胃腸炎や片頭痛などに吐き気が伴うことがあります。また、日常生活では乗り物酔いや暴飲暴食、妊娠、ストレスなどが原因になりやすいです。薬剤の副作用で吐き気が出ることもあります。
病気が原因となる場合
胃腸などの消化器の病気、心筋梗塞や狭心症などの心臓の病気、脳卒中や片頭痛などの頭の病気といった、様々な病気が原因となって吐き気が生じることがあります。
日常生活上の原因によって吐き気が生じる場合
病気でなくても、乗り物酔いや暴飲暴食、妊娠、ストレスなどによって吐き気が生じることがあります。また、塩分や水分を過剰に摂取したり、逆に摂取しなさすぎたりすることで、吐き気を催してしまうこともあります。
薬剤が原因となる場合
抗がん剤や認知症の治療薬、利尿薬などの薬剤の副作用で、吐き気が生じることがあります。
女性の吐き気の原因には何が考えられますか?
女性特有の原因として、更年期や生理前のホルモンバランスの乱れのほか、妊娠によるものが考えられます。
エストロゲンなどの女性ホルモンが低下すると自律神経のバランスが崩れて、吐き気などの症状が出ることがあります。
妊娠初期のつわりで吐き気が起こりやすいです。
吐き気や嘔吐がある場合、主にどのような病気が考えられますか?
主に急性胃腸炎や片頭痛、糖尿病などが考えられます。また、脳梗塞や心筋梗塞のような、命に関わる病気でも吐き気が見られます。
吐き気の原因は、消化器の病気や頭の病気、心臓の病気のほか、日常生活上の要因まで多岐にわたります。吐き気に伴う症状などによって、考えられる原因も変わってきます。
代表的な原因としては、以下のようものが挙げられます。
腹痛を伴う場合
腹痛を伴う吐き気の原因としては、胃腸炎、胃潰瘍、胆嚢炎、虫垂炎などの消化器の病気が考えられます。
頭痛や手足の麻痺を伴う場合
頭痛や手足の麻痺を伴う吐き気では、片頭痛、脳卒中(脳出血や脳梗塞やくも膜下出血)、緑内障の可能性があります。
胸の痛みを伴う場合
胸の痛みを伴う吐き気の原因としては、心筋梗塞や狭心症など、心臓の病気が考えられます。また、胸やけのような症状がある場合、逆流性食道炎の可能性もあります。
背中や腰の痛みを伴う場合
背中や腰の痛みを伴う吐き気では、尿管結石や膵炎の可能性があります。
他の持病などに関わる場合
糖尿病
糖尿病のある人では、高血糖や低血糖が原因で吐き気が起こることがあります。
薬剤性の吐き気
1ヶ月以内に新規の薬剤を服薬し始めた方の場合、薬剤の副作用として吐き気が生じている可能性があります。特に、抗がん剤や認知症治療薬、利尿薬などは吐き気をもたらすことが多いです。
腸閉塞
お腹の手術歴がある場合、腸の通りが悪くなり、便秘になり腸閉塞(癒着性イレウス)となっていることがあります。
水分や塩分の摂りすぎ・摂らなさすぎ
水分や塩分を過剰に摂取したり、逆に摂取を抑えすぎたりしてしまうと、電解質の異常(ナトリウム値が高すぎる、もしくは低すぎる)をきたして、吐き気を引き起こしてしまうことがあります。
受診の目安・何科を受診するべきか
吐き気や嘔吐がある場合、何科を受診したらよいですか?
突然生じた吐き気で、経験したことのないような頭痛や胸痛を伴う場合は救急での受診を推奨します。そうでない場合は一般内科や消化器内科の受診をお勧めします。
頭痛や手足などの麻痺がある場合
脳卒中の可能性があります。命に関わるおそれがありますので、救急受診をするなど早めに医療機関を受診してください。
胸痛がある場合
心筋梗塞などの可能性があります。命に関わるおそれがありますので、救急受診するか、最寄りの循環器内科をただちに受診してください。
何科を受診するか迷った場合
一般内科や消化器内科の受診をお勧めします。特に腹痛を伴う場合は、胃腸など消化器の病気の可能性が高いです。
吐き気が続く場合、病院に行くべきですか?
吐き気が続く場合は、病院に行くことをおすすめします。
吐き気が続く場合は、病院に行くことをおすすめします。
吐き気の原因には以下のものがあります。
- 消化器系の問題:胃炎や胃潰瘍、腸閉塞などが原因で吐き気が起こることがあります
- 脳の問題:脳腫瘍や脳圧の上昇が嘔吐中枢を刺激し、吐き気を引き起こすことがあります
- 薬の副作用:特定の薬剤(特に抗がん剤など)が吐き気を引き起こすことがあります
- 精神的な要因:ストレスや不安が原因で吐き気が生じることもあります
- 基礎疾患の悪化:腎不全が進行することで吐き気が生じることがあります
このように、消化器、脳、薬剤性など、吐き気の原因としてはさまざまなものが考えられます。
これらの原因の中には、早期の診断と治療が必要なものもあります。腸閉塞や脳圧の上昇による吐き気である場合は、ただちに治療が必要です。
そのため、吐き気が改善しない場合は、早めに医療機関を受診することをおすすめします。
対処法・セルフケア
更年期に起きる吐き気の原因と対処法を教えてください。
女性ホルモンの低下や、更年期障害のほてり症状、ストレス、疲労が吐き気をひき起こすことがあります。
吐き気は更年期障害の典型的な症状には含まれませんが、様々な更年期障害の症状から二次的に引き起こされる可能性があります。
女性ホルモンの低下で自律神経のバランスが乱れ、吐き気などの胃腸障害が出ることがあります。
ホルモン補充やストレス解消などの更年期障害の治療を行うことで吐き気も軽快する可能性が高いですが、吐き気自体に吐き気どめなどの薬を使用することも有用です。
吐き気に関連するその他の質問
吐き気が続くが吐けない場合、どう対処したらよいですか?
市販の吐き気止めなどを使用してみるのも一つの手段ですが、原因によっては治療が必要なため医療機関を受診しましょう。
症状が続く場合は、なんらかの病気が隠れている可能性があるので、受診して原因を突き止めることが必要です。
自分で無理に吐こうとすると食道や胃が傷ついたり、誤嚥してしまうなどの危険性もあるためあまりお勧めしません。
吐き気に関連する病気・症状
この記事の監修医師
吉岡 藍子
消化器内科・内科
消化器内科医の吉岡藍子と申します。 これまで大学病院や市中病院、健診センターでの内視鏡業務などを通して、消化器領域を幅広く経験してまいりました。 診療の現場では、専門的な用語や複雑な病状の説明に、患者様が戸惑いや不安を感じる場面に何度も出会いました。医療機関で提供される膨大な情報を前に、混乱されてしまう方も少なくありません。そこで、ご自身の病気や体、そして健康について、一人でも多くの方が正しく理解できる環境を作りたいという想いから、ユビーの活動に参加させていただいております。皆様が正しい医学知識に普段から触れ、安心してご自身の健康と向き合えるよう、分かりやすい情報提供に努めてまいります。 【経歴】 新潟大学医学部卒。 新潟県内外の市中病院、大学病院で勤務。 新潟大学大学院医歯学総合研究科消化器内科学分野にて博士取得。 2022年からユビーに入社し、横浜市で健診内視鏡診療を兼務。
- 更新日
- 2026/10/27
- 公開日
- 2025/04/11