吐き気が続く場合、病院に行くべきですか？

「吐き気」とは、気持ち悪くて吐きそうな不快感のことで、嘔吐感や不快感以外に食欲不振、めまいなども含みます。

胃腸炎や片頭痛などに吐き気が伴うことがあります。また、日常生活では乗り物酔いや暴飲暴食、妊娠、ストレスなどが原因になりやすいです。薬剤の副作用で吐き気が出ることもあります。

主に急性胃腸炎や片頭痛、糖尿病などが考えられます。また、脳梗塞や心筋梗塞のような、命に関わる病気でも吐き気が見られます。

突然生じた吐き気で、経験したことのないような頭痛や胸痛を伴う場合は救急での受診を推奨します。そうでない場合は一般内科や消化器内科の受診をお勧めします。

吐き気が強くて水分摂取ができず、嘔吐を繰り返してしまう場合や、頭痛や胸痛などの症状を伴う場合には、早めに受診しましょう。症状が長引く場合も受診を推奨します。

女性ホルモンの低下や、更年期障害のほてり症状、ストレス、疲労が吐き気をひき起こすことがあります。

女性特有の原因として、更年期や生理前のホルモンバランスの乱れのほか、妊娠によるものが考えられます。

ストレスにより自律神経のバランスが崩れ、胃の運動がうまくいかなかったり、ホルモンバランスが変化すると、吐き気の症状がでることがあります。

市販の吐き気止めなどを使用してみるのも一つの手段ですが、原因によっては治療が必要なため医療機関を受診しましょう。

原因によってすぐ治る吐き気なのかどうかは変わってきます。 なるべく安静にして体を休めましょう。