視神経脊髄炎スペクトラム障害(NMOSD)治療の副作用として、抜け毛がみられた場合の対処法はありますか?
受診し、主治医に相談しましょう。
ステロイド薬の副作用として、増毛や脱毛が起こる場合があります。
そのほかにも、長期間の服用により副作用が起こりやすくなりますので、気になる症状があれば、受診して主治医に相談しましょう。
症状との兼ね合いにはなりますが、免疫抑制剤を併用しできる限り、ステロイドを減量していくことになると考えます。
薬が減量できれば、抜け毛も少しずつ改善するでしょう。
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最終更新日:
真生会富山病院 耳鼻咽喉科
阿河 光治 監修
(参考文献)
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視神経脊髄炎スペクトラム障害(NMOSD)
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視神経脊髄炎スペクトラム障害(NMOSD)の場合、寿命はどれくらいですか?
視神経脊髄炎が寿命に影響するとの報告はありません。
視神経脊髄炎スペクトラム障害(NMOSD)は、治る可能性はありますか?
根治療法はありません。再発を防ぐ治療をしていきます。
視神経脊髄炎スペクトラム障害(NMOSD)は、難病ですか?
はい。視神経脊髄炎は、国の定める指定難病に含まれます。
抗AQP4抗体とはなんですか?
視神経脊髄炎スペクトラム障害(NMOSD)の原因となる、誤って自分を攻撃してしまう自己抗体です。
ウートフ現象(ウートフ徴候)はどのような症状ですか? 起こさないための工夫はありますか?
体温の上昇により症状が悪化する現象です。体温の上昇を防ぐようにしましょう。
視神経脊髄炎スペクトラム障害(NMOSD)のリハビリは、どのように行いますか?
理学療法、作業療法、言語聴覚療法、心理療法など、あらゆるリハビリを組み合わせて行います。
視神経脊髄炎スペクトラム障害(NMOSD)の後遺症に、しびれはありますか? しびれが出た場合の対処法はありますか?
はい、あります。新たにしびれが出た場合は、受診して主治医に相談してください。
「ステロイドパルス療法」「免疫グロブリン療法」「血漿浄化療法」とは、それぞれどのような治療法ですか?
ステロイドパルス療法は、免疫機能を抑えます。免疫グロブリン療法は詳細な機序はわかっていませんが、異常な抗体の作用を抑えます。血液浄化療法では、血液中の異常な抗体を取り除きます。
「視神経脊髄炎」とはどのような病気ですか?
視覚情報を伝える視神経が炎症を起こす病気です。脊髄神経にも影響し、うでや足にも症状が生じます。
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