【画像で解説】壊死性筋膜炎ではどんな症状が出る?画像でどう診断する?
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壊死性筋膜炎ではどのような症状がありますか?
壊死性筋膜炎ではどのような症状がありますか?
壊死性筋膜炎は、局所の強い痛み、皮膚の異常な硬さ、水疱形成、暗赤色の皮膚、全身症状を伴います。
壊死性筋膜炎は、皮膚の深い部分や筋肉を覆う膜に細菌が感染し、組織が急速に壊死する重い病気です。
【病気の初期症状】
- 最初は、皮膚が赤く腫れて熱をもち、強い痛みを感じます。この初期の症状は、比較的浅い部分の炎症である蜂窩織炎に似ています。
【病気の進行と特徴的な症状】
- 病気が進むと、赤くなった範囲を超えてむくみが広がり、皮膚の下が異常に硬くなります。
- 見た目よりもはるかに強い痛みを感じることが特徴です。
- 皮膚の色が暗赤色に変わり、紫色のあざ(斑状出血)や水ぶくれ(水疱・血疱)ができることもあります。
- 細菌がガスを産生すると、皮膚の上から押したときに雪を握るような感触(握雪感)がある場合があります。
- さらに進行すると、皮膚や脂肪組織が壊死し、筋肉が露出することもあります。
(参考文献)
壊死性筋膜炎の写真や画像はありますか?
壊死性筋膜炎の写真や画像はありますか?
はい、日本創傷外科学会のWebページに壊死性筋膜炎を含む傷の画像が掲載されています。
壊死性筋膜炎を含む傷の画像は、日本創傷外科学会のウェブサイトに掲載されています。
このウェブサイトでは「皮膚軟部組織感染症」について詳しく解説されており、その中には筋肉を覆う膜(筋膜)を中心に急速に組織が壊死していく壊死性軟部組織感染症も含まれます。壊死性筋膜炎は、この壊死性軟部組織感染症の主要なタイプの一つです。
壊死性筋膜炎は、見た目よりも強い痛みが特徴で、早期に手術で壊死した部分を取り除く必要があります。初期には皮膚が暗赤色になることがあり、進行すると皮膚や脂肪が壊死して筋肉が見えるようになることがあります。
(参考文献)
壊死性筋膜炎の画像診断について教えてください。
壊死性筋膜炎の画像診断について教えてください。
CTやMRI検査は、ガス像や筋膜の肥厚、膿の貯留などを早期に検出し、壊死性筋膜炎の診断に有用です。
壊死性筋膜炎は、皮膚の深い部分から筋肉を覆う筋膜にかけて組織が壊れてしまう重い感染症です。この病気の診断や、似た症状の蜂窩織炎(皮膚の下の脂肪組織の炎症)と区別するために、画像検査がとても大切です。
【画像検査の種類とわかること】
CT(コンピューター断層撮影)
- 体の中の画像で、ガスがたまっている様子(ガス像)、膿がたまっている場所(膿瘍)、筋膜が厚くなっている様子(筋膜肥厚)がわかります。
- 救急の場面では、撮影時間が短く手軽なため、最初に行われることが多い検査です。
MRI(磁気共鳴画像)
- CTよりもさらに詳しく組織の状態を見ることができます。
- 特に、筋膜肥厚や蜂窩織炎との鑑別に優れています。
- ただし、体内に金属片がある場合は検査を受けられないことがあるので注意が必要です。
これらの検査で、感染の広がりや深さを正確に判断し、適切な治療へとつなげます。
(参考文献)
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編集・監修基準について
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日本医科大学付属病院形成外科 形成外科
初岡 佑一 監修
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