壊死性筋膜炎とはどんな病気?命に関わる?日常生活で気をつけることは?
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壊死性筋膜炎の死亡率はどのくらいですか?
壊死性筋膜炎の死亡率はどのくらいですか?
壊死性筋膜炎を含む壊死性軟部組織感染症は死亡率が高い重篤な病気です。
壊死性筋膜炎は、皮膚の深い部分にある筋膜に沿って感染が急速に広がり、周りの組織を壊死させる非常に重い感染症です。これは、皮膚やその下の脂肪、筋肉に細菌が入り込んで炎症を起こす「壊死性軟部組織感染症」という病気の仲間です。これらの感染症は、進行すると命に関わるほど重篤で、高い死亡率を示すとされています。特に感染が全身に広がった場合、以下のような重い症状が現れ、命の危険もあります。
- 高熱や脈が速くなる
- 意識がぼんやりしたり混乱したりする
- 血圧が下がる
そのため、異変を感じたらすぐに医療機関を受診し、適切な治療を受けることが非常に大切です。
(参考文献)
「壊死性筋膜炎」とはどのような病気ですか?
「壊死性筋膜炎」とはどのような病気ですか?
壊死性筋膜炎は、筋膜に沿って急速に広がり組織を壊死させる、命に関わる重篤な細菌感染症です。
【壊死性筋膜炎とは】
この病気は、皮膚の下にある筋膜(筋肉を包む膜)に沿って細菌が急速に広がり、周囲の組織が死んでしまう(壊死)重い感染症です。進行が非常に早く、放置すると命に関わる危険があります。
【感染の原因と症状】
原因
多くは小さな傷や火傷など、皮膚のバリア機能が壊れた部分から細菌が体内に侵入して起こります。特に糖尿病や免疫力が低下している人に発症しやすいとされます。原因となる細菌は、ブドウ球菌や連鎖球菌、腸内細菌など多種多様で、複数の菌が同時に感染していることも少なくありません。
初期症状
感染した場所には、赤み、腫れ、強い痛みなどが現れます。しかし、痛みが局所の見た目と比べて異常に強いのが特徴です。
進行症状
病状が進むと、皮膚の色が暗赤色に変化して硬くなり、水ぶくれや血の混じった水ぶくれができたり、皮膚が黒く死んでしまったりすることもあります。また、高熱や脈が速くなる、全身の関節痛、血圧低下などの全身にわたる重い症状(ショック症状)も現れ、意識がぼんやりすることもあります。
【治療の重要性】
壊死性筋膜炎と診断されたら、できるだけ早く手術で感染して壊死した組織を広範囲に取り除くこと(デブリードマン)が最も重要です。同時に、点滴で強力な抗菌薬(抗生物質)を投与する治療も行います。この病気は非常に重篤なため、早期発見と迅速な外科的治療が救命のために不可欠です。
(参考文献)
壊死性筋膜炎の場合、日常生活で気を付けることはありますか?
壊死性筋膜炎の場合、日常生活で気を付けることはありますか?
壊死性筋膜炎は早期発見が重要です。傷の清潔保持、異物除去、免疫力維持を心がけましょう。
【感染のリスクと予防】
この病気は、小さなケガや熱傷など、皮膚のわずかな傷から細菌が侵入して発症することが多いです。特に、糖尿病や免疫力が低下している人、肥満傾向の中高年者などがかかりやすいです。 日常生活では、以下の点に気をつけましょう。
傷口の清潔を保つ
キズができたらすぐに洗い、清潔に保つことが大切です。
異物が入らないように
傷口に砂や金属片、ガラス片などが残っていると感染のリスクが非常に高まります。もし入ってしまったら、適切に除去しましょう。
免疫力を維持する
バランスの取れた食事や十分な睡眠を心がけ、体の抵抗力を保つことが大切です。
【こんな症状に注意】
壊死性筋膜炎は早期の治療が非常に重要です。以下の症状に気づいたら、すぐに医療機関を受診しましょう。
- ケガをした後、数日以内に傷の周りが急に悪化し、皮膚が暗赤色になるなど、色が変わってくる。
- 患部に異常に強い痛みや熱、腫れがある。
- 皮下組織が異常に硬く感じる。
- 高熱が出る、脈が速くなる、意識がぼんやりする、血圧が低いなど、全身の調子が悪い。
- 治療中の抗菌薬(細菌を抑える薬)がなかなか効かないと感じる場合。
これらのサインを見逃さず、迅速に医療機関を受診することが、重症化を防ぐために最も大切です。
(参考文献)
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編集・監修基準について
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日本医科大学付属病院形成外科 形成外科
初岡 佑一 監修
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