壊死性筋膜炎の進行速度はどのくらい?何科を受診する?初期症状は?

監修医師初岡 佑一形成外科 / 日本医科大学付属病院形成外科

壊死性筋膜炎について、特に知りたいことは何ですか?

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壊死性筋膜炎の進行速度はどれくらいですか?

壊死性筋膜炎は、細菌感染が組織内で急速に広がる重篤な病気です。

【進行速度】

壊死性筋膜炎は、細菌感染が筋膜(筋肉を覆う薄い膜)の周りに沿って非常に速く広がる病気です。感染が進むと、周囲の皮膚や脂肪の組織が壊死(えし:組織が死ぬこと、または組織が死んだ状態)してしまいます。

軽症の皮膚感染症から、まれに急速に移行することがあり、放置すると命に関わる重い状態になることがあります。特に病状が急速に進む場合は、早急な治療がとても重要です。ただし、中には比較的ゆっくりと進行するケースも報告されています。初期の症状は、蜂窩織炎(皮膚の深い部分の炎症)と似ていることがあり、見分けがつきにくいこともあります。

壊死性筋膜炎が疑われる場合、何科を受診したらよいですか?

壊死性筋膜炎が疑われる場合は、形成外科または救命救急科の受診を検討してください。

壊死性筋膜炎は、皮膚の深い部分から筋肉の膜(筋膜)にかけて組織が死んでしまう(壊死)非常に重い感染症です。急速に進行し、命に関わることがあるため、早急に医療機関を受診することが大切です。


【受診すべき科】

形成外科

壊死性筋膜炎のような重症の皮膚や軟部組織の感染症(壊死性軟部組織感染症)には、専門的な外科的治療が不可欠です。形成外科医は、このような疾患の治療に迅速に対応する診療科です。

救命救急科

症状が急に悪化したり、高熱や血圧低下などの全身症状が見られる場合は、命に関わる状態であるため、救命救急医による迅速な対応が必要です。

初期症状は他の軽い皮膚感染症と似ていることがありますが、強い痛みや皮膚の色の変化など、異常を感じたら、迷わずこれらの専門医がいる病院を受診すべきです。

壊死性筋膜炎には初期症状はありますか?

壊死性筋膜炎の初期症状は、局所の赤み、腫れ、強い痛み、軽度の頻脈などで、蜂窩織炎と似ています。

壊死性筋膜炎は、皮膚やその下の脂肪・筋肉に細菌が深く入り込み、組織が急速に壊死する(死んでしまう)重い感染症の一つです。放置すると命に関わることもあるため、早期発見が非常に重要です。

【初期症状の特徴】

局所の変化

感染した部分が赤く腫れ、熱を持ち、強い痛みを感じます。初期には皮膚が暗赤色になることもあります。

他の病気との類似

これらの症状は、皮膚の比較的深い部分の感染症である「蜂窩織炎(ほうかしきえん)」の初期とよく似ているため、区別がつきにくいことがあります。

全身のサイン

まれに、脈が少し速くなる(頻脈)といった全身の症状を伴うこともあります。

【進行時の注意点】

病状が進むと、痛みがさらに強くなり、皮膚の下の組織が異常に硬くなったり、水ぶくれや血のマメができたり、皮膚が死んでしまう(壊死)ことがあります。また、高熱や全身の関節の痛み、息苦しさ、血圧が下がるなどのショック症状が現れることもあり、非常に危険な状態です。このような症状が見られた場合は、すぐに医療機関を受診することが大切です。

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日本医科大学付属病院形成外科 形成外科

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