肝腫瘍の良性と悪性の見分け方を教えてください。
画像検査で見分ける方法が一般的です。必要に応じて、腫瘍の組織を調べる病理検査を行います。
肝腫瘍の良性と悪性は、画像検査で見分ける方法が一般的です。必要に応じて、腫瘍の組織を調べる病理検査を行います。
最も一般的な良性の肝腫瘍である肝血管腫は、造影CT検査をすると、腫瘍の周辺部分から造影剤で白く染まり始め、時間とともに腫瘍の中心部に造影剤が広がっていくという特徴があります。
一方、悪性の肝腫瘍である肝細胞がんでは、血流が速いため、すぐに造影剤で腫瘍が白く染まり、すぐに造影剤が流れていくことで周りの組織に比べて黒く見えます。
このように、肝腫瘍の種類によって画像検査の特徴が異なる点を利用して、良性と悪性を見分けます。ただし、肝腫瘍の大きさや、慢性肝炎・肝硬変の有無によっては、画像検査ではっきり区別できるとは限りません。
造影エコー検査、造影CT検査、造影MRI検査など複数の画像検査を用いたり、血液検査で腫瘍マーカーを調べたり、必要に応じて、腫瘍の組織を採取して調べる病理検査を行い、総合的に判断します。
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医療法人社団明世会成城内科 消化器科
重松 秀 監修
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