「反応性低血糖」とはどのような病気ですか?
食後の血糖値が下がりすぎて不調が出る状態です。インスリンが遅れて過剰に出ることが主な原因です。
反応性低血糖とは、食事(特に糖質の多いもの)を摂ったあと、数時間以内に血糖値が必要以上に下がりすぎてしまい、さまざまな不調が現れる状態を指します。通常、食後2〜5時間以内に起こるのが特徴です。
体の中では「血糖値の急激な変化」が起きています。食事で血糖値が急激に上がると、それを下げようとして「インスリン」というホルモンが分泌されますが、このインスリンが「タイミングが遅れて、かつ過剰に」出てしまうと、血糖値が下がりすぎてしまいます。これには、胃の手術歴(バリオリズム)や、糖尿病の初期段階でインスリンの出方が不安定になっているケースなどが関係していることがあります。
主な症状は2段階あります。まず、血糖が下がる危機に反応して出る「動悸、手の震え、冷や汗」などの自律神経症状です。さらに血糖が下がると、脳のエネルギー不足による「強い眠気、集中力低下、生あくび」などの中枢神経症状が現れます。
対策の基本は、血糖値を急激に上げない食事の工夫です。甘い飲み物や炭水化物を単品で摂るのを避け、食物繊維やタンパク質を組み合わせてゆっくり食べることが有効です。頻繁に繰り返す場合や、意識が遠のくような強い症状がある場合は、隠れた原因がないか医療機関(糖尿病・内分泌内科など)での精査が必要です。
反応性低血糖について、特に知りたいことは何ですか?
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(参考文献)
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福岡ハートネット病院、井林眼科・内科クリニック 糖尿病・内分泌科 福岡ハートネット病院 糖尿病内科部長
井林 雄太 監修
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