反応性低血糖には初期症状はありますか?
はい、あります。血糖が下がる初期の警告として、冷や汗、動悸、手の震え、強い空腹感などが現れます。
反応性低血糖の症状は、大きく「2つの段階」で現れます。その第1段階にあたる体の反応が「初期症状」です。
食後2〜4時間頃に血糖値が急激に下がり始めると、体が危険を察知して「早く血糖を上げろ」という警告(自律神経の反応)を出します。これが初期症状で、急な冷や汗、心臓がドキドキする動悸、手の震え、異常な空腹感、強い不安感や焦りなどが現れます。
この警告サインの段階で糖分を補給できずに、さらに血糖値が下がってしまうと、第2段階である「脳のエネルギー不足(中枢神経症状)」へと進行してしまいます。ここへ進むと、強い眠気やめまい、ひどい場合は意識障害などを引き起こし、大変危険です。
注意が必要なのは、低血糖を何度も繰り返している方や、血圧を下げる一部のお薬などを飲んでいる方です。体が低血糖状態に慣れてしまったり(無自覚低血糖)、薬の影響で動悸などのサインが隠されたりして、この重要な「初期症状」が出にくくなることがあります。
食後に決まって冷や汗や動悸が起き、甘いものを食べると治るという心当たりがある場合は、無理に我慢せず、早めに糖尿病・内分泌内科などの専門医をご受診ください。
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(参考文献)
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福岡ハートネット病院、井林眼科・内科クリニック 糖尿病・内分泌科 福岡ハートネット病院 糖尿病内科部長
井林 雄太 監修
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