反応性低血糖の場合、日常生活で気をつけることはありますか?
食後血糖の急上昇を防ぐ「食事の工夫」が基本です。飲酒や睡眠不足、運動のタイミングにも注意しましょう。
日常生活では、「食事」「生活習慣」「安全対策」の3つの視点から、血糖値の「急激な上昇と、その反動による急降下の波」を小さくすることが基本となります。
最大のポイントは食事の工夫です。一度にたくさん食べず、1回の量を減らしてこまめに食べるのが有効です。甘い飲み物や菓子パンなど、血糖値を急激に上げるものは避け、主食は玄米などの未精製なものを選びましょう。食べる順番も重要で、野菜(食物繊維)や肉・魚(タンパク質)を先に食べ、ご飯やパンなどの糖質を最後に回すだけで、血糖値の上がり方はかなり緩やかになります。
生活習慣の面では、睡眠不足や強いストレスが自律神経を乱し、症状を悪化させることがあります。また、アルコールは低血糖のリスクを高めるため、空腹時の飲酒は控えてください。運動については、食後すぐの激しいものは低血糖症状を誘発しやすいため避け、食後10〜20分程度の軽い散歩にとどめるのがおすすめです。
万が一、冷や汗や強い眠気などの症状が出た場合は、すぐにブドウ糖などで対処し、危険を感じる日は車の運転を避けてください。「何を食べたあと、何時間後に症状が出たか」を普段からメモしておく習慣をつけると、診察の際に原因を見つける非常に大きな手がかりになります。
反応性低血糖について、特に知りたいことは何ですか?
利用規約とプライバシーポリシーに同意のうえ、もっとも当てはまる項目を選択してください。
(参考文献)
Younes R Younes et al. Proposed treatment strategy for reactive hypoglycaemia. Front Endocrinol (Lausanne). 2024, 15, 1332702.
Jonathan Hazlehurst et al. Society for Endocrinology guidelines for the diagnosis and management of post-bariatric hypoglycaemia. Endocr Connect. 2024, 13, e230285.
Emidio Scarpellini et al. International consensus on the diagnosis and management of dumping syndrome. Nat Rev Endocrinol. 2020, 16, 448–466.
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
公開日:
最終更新日:
編集・監修基準について
本記事は情報の正確性を担保するため、以下のフローを経て作成・公開されています。
Q作成
医師執筆/監修
QAレビュー
公開
福岡ハートネット病院、井林眼科・内科クリニック 糖尿病・内分泌科 福岡ハートネット病院 糖尿病内科部長
井林 雄太 監修
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ医療AIパートナー ユビー
24時間いつでも健康の悩みを気軽にチャットで相談できるあなただけの医療AIパートナー。なんとなく不調な時や人に相談しづらい悩みがあるときも、どんな相談もOKです
