血栓性血小板減少性紫斑病の検査ではどのようなことをしますか?

血液検査、凝固・線溶検査、生化学・尿検査、遺伝子検査などを行います。

血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)の検査では、血液検査、凝固・線溶検査、生化学・尿検査、遺伝子検査などを行います。古典的な5つの徴候(血小板減少、微小血管症性溶血性貧血、腎機能障害、発熱、精神神経症状)を確認します。原因不明の血小板減少がある場合にADAMTS13活性検査を行うのが一般的です。

血液検査(血小板・溶血関連)

血小板数が10万/μL未満(多くは1~3万/μL)。ヘモグロビン12g/dL未満で破砕赤血球、LDH・間接ビリルビン上昇、網赤血球増加、ハプトグロビン低下、直接クームス試験陰性を調べます。

凝固・線溶検査

PT/APTT正常、フィブリノゲン・アンチトロンビンⅢ正常、FDP/D-dimer軽度上昇を確認し、DICを除外診断します。

生化学・尿検査(腎・肝機能)

血清クレアチニン上昇、尿潜血・尿蛋白陽性で腎障害を確認し、ビリルビン・肝機能も評価します。

ADAMTS13関連検査

活性を測定し、10%未満かどうか調べます。

末梢血塗抹標本

破砕赤血球が1%以上存在するかを確認します。

微生物検査

便培養・志賀毒素検出でSTEC-HUSを除外診断します。

遺伝子検査

ADAMTS13 遺伝子異常によって発症した場合、先天性TTPと診断されます。

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株式会社BearMedi 臨床検査技師

佐々木 祐子 監修

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