慢性肝炎は主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?

慢性肝炎の治療に使われる薬は、主に原因に応じて異なります。

解説

慢性肝炎の治療に使われる薬は、主に原因に応じて異なります。

ウイルス性肝炎では、B型肝炎とC型肝炎でそれぞれ異なる治療薬が使用されます。

B型肝炎では、核酸アナログ(エンテカビルやテノホビルなど)が使用され、ウイルスの増殖を抑制します。これにより肝炎の進行を防ぎ、肝硬変肝がんのリスクを減らします。核酸アナログの主な副作用として、腎機能障害や骨密度の低下が報告されています。

C型肝炎では、直接作用型抗ウイルス薬(DAA)が主に使われ、現在の治療は非常に高い治癒率を誇ります。代表的な薬にはソホスブビルやレジパスビルなどがあります。これらの薬は以前の治療法に比べて副作用が少ないですが、頭痛や疲労感、吐き気などが現れることがあります。

自己免疫性肝炎(AIH)の場合、治療の基本は免疫抑制療法となります。自己免疫反応が肝細胞を攻撃することによって炎症が起こるため、これを抑制することが目的です。

AIHの治療の第一選択薬はステロイドです。プレドニゾロンなどのステロイド薬は、免疫系の過剰反応を抑える働きを持っています。ステロイドの副作用としては、長期使用による骨粗しょう症、体重増加、糖尿病高血圧、感染症のリスクが増加することがあります。

非アルコール性脂肪肝炎(NASH)の場合、治療は食事、運動療法に加え、背景にある糖尿病や脂質異常症の治療が行われます。

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最終更新日

医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科

石川 翔理 監修

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