女性で再生不良性貧血の場合、白血球が少ない原因はなんですか?
白血球減少は造血幹細胞の減少が反映されたもので、原因として遺伝性、免疫異常や薬剤性等があります。
再生不良性貧血は、骨髄にある造血幹細胞と呼ばれる細胞が長い間減り続けて起こる病気です。造血幹細胞は、血液中の白血球、赤血球、血小板の起源となる細胞です。
そのため、この病気は、白血球、赤血球、血小板といった血液の中のすべての細胞が減ってしまう「汎血球減少」を特徴としています。
再生不良性貧血で白血球が減るのは、このように骨髄で白血球が十分な量が産生されなくなってしまうためです。
男性でも女性でも同じように起こる病気で、白血球が減るしくみ自体は、男女であまり違いがないと考えられています。
ただし、女性の免疫システムはホルモンの影響を受けやすいので、免疫反応が関係する病気では男女差が出ることがあります。
この病気の原因には、大きく分けて先天性(生まれつきのもの)と、あとから起こるもの(後天性)があります。
先天性の主な原因には、Fanconi貧血という遺伝病があります。これは両親から受け継いだ遺伝子に問題があるために起こります。
あとから起こる再生不良性貧血には、原因がわからない特発性のものと、薬や放射線、ベンゼンなどの化学物質が原因で起こる二次性のものがあります。
日本では、ほとんどが原因不明の特発性だと考えられており、特に、体を守る免疫システムの異常や薬の影響が重要な原因とされています。
東京慈恵会医科大学 総合医科学研究センター 悪性腫瘍治療研究部 腫瘍 血液内科
村橋 睦了 監修
(参考文献)
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
再生不良性貧血
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
一問一答なので 読むのが簡単
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ