接合菌症の末期症状はどのようなものがありますか?
接合菌症の末期症状は、感染する場所によってさまざまです。
接合菌症は進行が速く、治療が間に合わないと全身に広がり、命に関わる状態になります。
末期症状は、感染の広がり方(タイプ)によって異なりますが、主に以下のような症状が現れます。
① 鼻や脳に広がるタイプ(鼻脳型)
目の奥や口の中、脳などへ進み、顔の腫れや痛み、目が動かしにくい、意識がもうろうとすることもあります。
② 肺に感染するタイプ(肺型)
肺や気管支に菌が入り込むことで、肺の血管の中に菌が侵入し、血の塊(血栓)ができます。その結果、息苦しさや血痰(血が混じった痰)、血管が詰まり、肺の一部が壊死してしまうことがあります。
③ 消化管に感染するタイプ(消化管型)
胃や腸の粘膜に菌が侵入することで、消化管の血管を塞ぎ、潰瘍(ただれ)ができます。発見が遅れることが多く、進行すると胃や腸に穴が開いてしまい、命に関わることもあります。
④ 皮膚に感染するタイプ(皮膚型)
やけどやケガをした皮膚に菌が付着し、皮膚だけでなく、筋肉や骨まで広がることで、傷口が黒くなったり、皮膚が壊死することがあります。
⑤ 全身に広がるタイプ(播種型)
どこか1か所で感染が始まり、血液を通じて全身に広がることで、肺、脳、肝臓、腎臓などの臓器に感染が広がります。その結果、意識障害、呼吸困難、多臓器不全(複数の臓器がうまく働かなくなる)になることがあります。
接合菌症は、進行が速く、治療が遅れると重症化しやすいため、早めの診断と治療がとても大切です。
富士在宅診療所 一般内科
本間 雄貴 監修
(参考文献)
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