乳幼児突然死症候群の場合、主にどのような治療をしますか?
乳幼児突然死症候群に治療法はなく、発症後は救急処置が行われますが予防が最も重要です。
乳幼児突然死症候群(SIDS)には治すための治療法はなく、発症後は救急処置が行われますが、医学的には予防が最も重要です。
SIDSは突然起こる病気であり、発見された時にはすでに重篤な状態(心臓や呼吸が止まっている状態)であることが多く、病気を治すための確立した治療法はありません。もし無呼吸(呼吸が止まること)や心停止(心臓が動かない状態)で発見された場合は、すぐに救急要請を行い、心臓マッサージ(胸を押して血液を循環させる救命処置)などの救急処置が行われます。しかし、SIDSでは救命が難しい場合が多いのが現状です。
そのため、医療で最も重視されているのは予防です。具体的には、仰向けで寝かせる、硬く平らな寝具を使う、枕やぬいぐるみなど顔の周囲に物を置かない、寝具を柔らかくしすぎない、室温を適切に保つ、家族が禁煙することなどが推奨されています。また、同じ部屋で寝る(ルームシェア)ことはすすめられますが、同じ寝具で寝る添い寝(ベッドシェア)は危険を高める可能性があります。母乳栄養(母乳で育てること)やおしゃぶりの使用もリスクを下げる可能性があると報告されています。
これらの安全な睡眠習慣は、1990年代の「Back to Sleep(仰向け寝を勧める啓発)」運動以降、SIDSの発生を半分以上減らしたことが知られています。一方で、家庭用モニター(呼吸を監視する機器)や薬による予防効果は証明されていません。
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宮城県立こども病院 小児科
谷河 翠 監修
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