乳幼児突然死症候群のセルフチェックはできますか?
乳幼児突然死症候群はセルフチェックできず、安全な睡眠環境の確認が重要です。
乳幼児突然死症候群(SIDS)は、家庭で症状を確認して判断できるセルフチェックはありません。
SIDSは、元気に見えていた赤ちゃんが突然亡くなる病気で、発症前に特徴的な症状や前ぶれがほとんどないことが特徴です。そのため、家庭で体温や呼吸回数、顔色などを確認しても、SIDSを予測したり診断したりすることはできません。SIDSは、解剖(体を詳しく調べる検査)や死亡現場の調査、病歴の確認などを行い、窒息(息ができなくなる事故)や感染症、代謝異常(体のエネルギーの使い方の異常)など、他の原因をすべて除外して初めて診断される病気です。
また、市販の呼吸モニター(呼吸の動きを感知する機器)などもありますが、これらがSIDSを予防する確実な効果は科学的に証明されていません。誤作動で不安が強くなったり、機器に頼りすぎて安全な睡眠環境の対策が弱くなる可能性も指摘されています。
現在、医学的に重要とされているのは「セルフチェック」ではなく、「安全な睡眠環境のセルフ確認」です。例えば、仰向けで寝かせる、硬く平らな寝具を使う、枕やぬいぐるみなど顔の近くに物を置かない、室温や衣服を適切に保つ、家族が禁煙するなどの対策です。これらは大規模研究でSIDSの発生を減らすことが示されています。
なお、無呼吸(呼吸が止まること)などの異常が気になる場合は、家庭で判断せず小児科で相談することがすすめられます。
乳幼児突然死症候群について、特に知りたいことは何ですか?
利用規約とプライバシーポリシーに同意のうえ、もっとも当てはまる項目を選択してください。
(参考文献)
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
乳幼児突然死症候群
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
一問一答なので 読むのが簡単
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
公開日:
最終更新日:
宮城県立こども病院 小児科
谷河 翠 監修
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ医療AIパートナー ユビー
24時間いつでも健康の悩みを気軽にチャットで相談できるあなただけの医療AIパートナー。なんとなく不調な時や人に相談しづらい悩みがあるときも、どんな相談もOKです