家族性アミロイドポリニューロパチーが疑われる場合、何科を受診したらよいですか?
家族性アミロイドポリニューロパチーが疑われる場合は、脳神経内科を受診してください。
家族性アミロイドポリニューロパチーが疑われる症状がある場合は、脳神経内科を受診してください。
家族性アミロイドポリニューロパチーでは、以下のような症状が現れます。ただし、それぞれの症状は他の病気でも起こりえますので、多数当てはまる場合に受診しましょう。
末梢神経障害
感覚障害
通常、足の先から上行し、左右対称性です。
- しびれ感
- 温度や痛みがわかりにくい
運動神経障害
通常、感覚障害より2〜3年遅れて出現し、やはり足の先から始まることが多いです。
- 筋肉の萎縮
- 筋力低下
自律神経障害
- 発汗障害
- インポテンス(男性性交不能症)
- 交代制下痢(通常の便通と下痢や便秘が不規則に交互に見られること)
- 便秘、吐き気などの消化器症状
- 起立性低血圧
- 尿意や便意がわからない・うまく排尿や排便ができないといった症状(膀胱直腸障害)
など
臓器障害
新百合ヶ丘総合病院 脳神経内科
武井 悠香子 監修
(参考文献)
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